デジタル多チャンネル時代


昔、パソコンがオフィスで使われるようになると、紙は必要でなくなる時代になると言われてきました。いわゆる「ペーパーレス」時代です。しかし、現実はペーパーが少なくなるどころか、ワープロなどで印刷したペーパーが氾濫しディスクの上は書類だらけです。しかしゴミ箱に捨てるわけにもまいりません。

BOOKメディアつまり書籍は、「表紙」→「目次」→「グラビア」→「本文」→「索引」というように、構造やサイズなど極めて完成度が高いメディアです。
いくらインターネットで電子本が読めるからと申しても、やはり原本を読んだほうが面白みがあります。

映像出版がマルチメディアの分野に入るには、書籍では不可能な内容でなければなりません。暫定処置としては、雑誌のテレビガイドに数百チャンネルの番組表を収録したDVD−ROMを添付することも必要になると思います。また、新聞も週または月1回、テレビやラジオの番組表をDVD−ROMで配布するのです。

DVD−ROMに収録された番組表には、見たい番組を入力すると、そのチャンネルと番組および放送時間が表示され、必要であればVTRのタイマーも自動的にセットされるという具合にです。

しかし、いつでも好きな番組を見ることができるようになれば、録画する必要はありませんね。その場合は、ホスト局に、世界中の全ての映画や音楽などをディジタル化したマスターメディアがなければなりません。


WOWOWの場合、1度見落としても、何回も再放送をやるので助かります。「隊長ブーリバ」や「ナバロンの要塞」などは10回以上も再放送したと思います。

おわり



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