普及について


普及とは、「世間に広くいきわたること」あるいは「広く一般にいきわたること」です。「低 速でも良いから大容量を安く使いたい分野」あるいは「映画のフィルムをネガからプリン トする場合や、テレシネでビデオ化する場合の各シーン毎の色補正のデータを記録す る」というのは、特殊な場合で、特殊なものが一部で多用されていると言っても、普及と は言いません。

この場合、どこまでが特殊で、どこからが一般かの線引きは難しいのですが、一般と は、一般の人が日常生活の中で使える機器やメディアとでもいいましょうか。
市販されていて、誰でも購入できるAV機器やパソコンもその中に入るでしょう。

フロッピーの話ですが、8インチにしても5インチにしても、一時的には計算機の分野に 導入され普及したのは確かでしょう。それより少し前には、ディジタルカセットやデータカ セットも普及したことがありました。


現在は3.5インチのフロッピーが主流ですが。ポストフロッピーとしてノミネートされてい るのは、100MByteクラスの、ZIP、MO、MDなどがあります。
しかしこれらのメディアも一時は普及したとしても何れは、他のメディアに取って代わら れる存在なのです。MOにしてもDVDも同じです。
Mac関連の雑誌の記事に掲載されていたのですが、MOが普及しているのは我
が国だけで、欧米ではリムーバブルが普及しているそうです。

またPDが普及した時期もありました。
しかしながら、PDがCD-Rの機能を持っていたとしたら、CD-Rが売れなくなると思いま す。ただ、PDは遅かったですから、CD-Rの書き込み機能があったとしてもそれほど売 れなかったのではないかと思います。
現在は、CD−R/RW、DVD−RW/RAM/Rそして+R/+RWといったマルチデ バイスが普及しております。今後が楽しみです。

おわり



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