2000年12月08日

■ イタリア旅行記 (3) 12月8日「古代都市ポンペイとナポリ」


 

 旅行3日目は5時に起床。バイキングで朝食をしてから7時20分にホテルを出発。松並木を見ながら高速道路を走り、ポンペイそしてナポリへ向かう。50分くらい走った頃から凄い朝靄の中を時速100キロ以上のスピードでバスは走る。

 バスの中では、イタリア人のガイドさんが、ローマの歴史やイタリア人の習慣の事を話された。
 ところで、ローマ市内に路上駐車が多いのは車庫が必要ないからのようだ。
  また、イタリア人は、ボコボコに凹んだ車を平気で運転している。日本では到底考えられない。

 イタリア人のガイドさんは、火山以外の山を山とは言わずに丘と呼んでいるから面白い。ベスビアス山のように噴煙を上げて活動している火山を山と呼ぶようである。

 ホテルを出発してから2時間、午前10時頃ドライブインでトイレタイム。1000リラ(日本円で60円位)のチップが必要であったが、細かいお金がないため戻ろうと思ったとき、係りのおじさんが「どうぞ」というそぶりを見せたので只で用を足してしまった。

 10時頃ポンペイ着。そこで驚いたのは遺跡の巨大さであった。宮殿から寺院、商店、民家、食堂、浴場、遊技場などの遺跡がそのままの姿で残されているのである。

保存状態が良いため、2000年前(日本の弥生時代)の遺跡とはとても信じられない。道路の石畳に当時の馬車のわだちがはっきりと残っている。古代都市ポンペイの賑やかさが伝わってくるようだ。

 12時頃、近くのレストランで昼食。専属の歌手(ながし)がサンタルチアを歌って客にチップを要求していた。
私も10000リラ(日本円で600円)差し上げた。

 午後1時35分ポンペイを出発し、ナポリへ。途中、カメオ工房で工芸品作りを見学してナポリ港で写真撮影。さすが「ナポリを見てから死ね」と言われているだけあって綺麗な港であった。

 午後3時30分頃ナポリを出発、帰途についた。ローマに戻ったのは午後6時30分頃であった。イタリアの観光地は日本人だらけなのには驚いた。

 午後7時に、オプションコースのローマの夜景とディナーを楽しみに出かけた。ローマの夜景は綺麗だが函館や札幌の夜景の方がもっと綺麗だと思う。
どこに行っても日本人と会うから、ローマに来ているというよりも日本の観光地を旅行しているような感じである。

 深夜の11時頃ホテルに戻った。telnet接続でPC-VANにメッセージを発信して12時過ぎに寝る。

つづく
   





トップへ
トップへ
戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ