2000年12月12日

■ イタリア旅行記 (7) 12月12日〜13日「帰国の途へ」


 

 旅行最終日、今日は早朝4時45分にホテル出発である。午前3時に目覚ましを設定してあったが、午前2時半頃目が覚めたので帰国の準備をした。フロントで  電話代(600リラ)を支払い、バスにスーツケースを積んで空港へ向かう。まだ周りは真っ暗である。

 空港ではヨーロッパ間の移動の場合、パスポートの検査はないようだ。午前7時55分、定刻より1時間遅れでアムステルダムへ向けて飛び立った。これにてイタリアともお別れである。
 飛行機の窓から見るアルプスの山々が素晴らしかった。

 午前10時頃、アムステルダム着。午前11時50分まで自由行動。約2時間あるため母と叔母は、ヨーロッパ最後の買い物を楽しんでいた。私は荷物の番である。

 オランダの店員はイタリア人と比べるとプライドが高そうに見える。この空港も、やはり日本人の観光客が多い。特に学生風の若者が多いのは何故だろうか。もう冬休みに入った大学があるのか、それとも修学旅行なのか。

 午後1時半頃、アムステルダム・スキポール空港発。懐かしい日本へ。飛行機の中ではなかなか眠れない。うつらうつらしていると、機内食やドリンクが来て目が覚める。こんな状態を何回も繰り返しているうちに朝日が飛び込んできた。日本の夜明けである。

 千歳空港に着いたのは、午前7時25分であった。
再入国の為、ゲートでパスポートを見せてスーツケースを受け取る。税関を通りようやく空港の到着ロビーに出る。

 ここで、添乗員さんと別れて列車で札幌へ向かう。
1週間ぶりに見る雪景色が非常に新鮮で懐かしい。琴似に着いたのは午前9時15分頃であった。
タクシーを拾って帰宅。

 本当に楽しい旅行であった。今回の旅行を企画してくれた阪急交通社と添乗員さんに心から御礼を言いたい。

おわり
   





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