中古AV>石物であれば十分使えます。



私は、まだAV(オーディオ・ビジュアル)機器の中古を買った経験はないの ですが、石物、つまりAMPやチューナー等のような回転部分を含まない「半 導体製品」であれば十分に使えると思います。それらの中には、自動音量 調整や自動選局機能をもったものもありますが、VTRやテープデッキに比 べれば、故障頻度は問題にならないくらい少ないです。

VTRのヘッドの寿命は、約1000時間ですから1日1時間使用して約2.7 年、また、テレビのブラウン管の場合は約8000時間で劣化が始まります から1日1時間使用の場合は22年は使える計算になります。しかし、一般 家庭では少なくとも1日4時間は視聴していると思われますので約5.5年で 劣化します。

よく、店頭で現品処分のテレビが安価で売り出されているのを見かけます が、展示品は何時間電源を入れているのか不明であるため、いくら安くても お勧めできません。VTRの場合も同じことがいえます。

修理代は高いですね。ヘッド交換となると2万円前後はかかりますから修理 に出すよりも少し頑張って新製品を買ったほうが後々のためには良いかも 知れません。
最悪の場合、ヘッドがそれほど劣化していないのに誤診によって交換され る場合もあるため慎重に対応しなければなりません。もしも、メーカーのサ ービスから「ヘッド交換しなければ直りません」等と言われたら、ヘッド測定 器での検査を立ち会うことをお勧めします。

中古のVTRを購入する場合は、磨耗しているのは磁気ヘッドだけではなく 回転系などのメカ部分すべてが劣化していますから、それらも承知の上で 購入を検討すべきと思います。センサーが摩耗しない中古のDVDレコーダ ーはお薦めします。

おわり



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