DVD−RAMの価格


レーザーディスク(LD)が出始めの頃、今から20年くらい前だったと思います。LDプレ ーヤーの価格は当時30万円もしておりました。
'83年、映画「スターウォーズ」の発売と同時にパイオニアから(管球式レーザーから半導 体レーザーに変わった)LD−7000が発売されたのですが、それでも価格は約20万円 でした。

その頃、70mm映画「エル・シド」がリリースされたので、私はそのLDソフトだけ買い、ハ ードは後回しでした。しかしハードがなければ折角購入したソフトを観ることはできない ため、大学生協の編集コーナーでテープに落として楽しんでおりました。そして毎月3万 円の小遣いと某電子専門学校の非常勤講師給料を貯めて、ようやく普及機であるLD −5000を買ったのです。いやーそのときは現在使用しているCLD−757を買ったとき より嬉しかったですね。
また、LDの出始めの頃は、ソフトも高価だったですね。映画で9800円から12800円が主 流でしたから現在の約2倍以上ですね。


さて、DVD−RAMの価格についてですが、MPEG2エンコーダーの価格は数年前はか なり高価でしたが、今後、100ドルくらいまで下がると言われています。

21世紀中には、VHSなどのテープメディアは姿を消し、全てディスクメディアになるもの と思われます。まあ21世紀以内には私たちも姿を消しますが。

DVD−RAMの容量は、片面で4.7GB、両面で9.4GB。しかし、2層のりライタブル は現在の技術では不可能といわれています。
つまり半透明膜が2層の間にあるため、下層を確実に相変化させるのは難しいようで す。以上の理由により現在のテープメディアも今後、長期間生き続けると思います。例 えばS−VHSテープにディジタル記録するD−VHSのように。
それよりもブルーレーザーが気になるところです。

おわり



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