MPEG2のエンコーダと5年前の予測


数年前、MPEG2エンコーダの価格は、業務用で千万から億単位もしたようです。現在 でもそれほど変わらないと思います。
民生用で発売が遅れているのは、著作権保護のためではないかと思われます。
もし、そうでもなければ、前にも述べましたが東芝DVD事業部の山田技師長が、

『DVD−RAMはパソコン・ベリフェラルとして1997年に単体レコーダーが発売されま す。1998年にはパソコンに内蔵されます。RAM・AVレコーダとしては、1999年ごろ に、64Mビットの1チップ・MPEG2エンコーダが開発され、それが組み込まれる予定。 すると、エアチェック用のディスク・レコーダとして、テレビに内蔵される方向も見えてきま す。』などと言い切れるわけがないのです。


さて東芝DVD事業部山田技師長の予測は当たっているでしょうか。プラスマイナス1年 程度の差はあるかも知れませんがほぼ当たっているでしょう。

現在は映画ソフトなどがブロードバンド配信されているので、もう個人が映画などを録画 してライブラリにする必要はなくなると思います。
しかし、ホームビデオなどのプライベートな映像は、DVDなどのメディアに残すことも必 要になると思います。
何れにしましても、ビデオオンデマンドの時代になると、セルやレンタルショップは新しい メディアを求めるか、あるいは消えていくしかないと思います。これは、ビデオソフト関連 メーカー全体にも言えることです。

おわり



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