石狩温泉、旧「番屋の湯」


札幌市大通りから中央バスでおよそ35分、石狩浜のすぐ側に石狩温泉「番屋の湯」があります。そこは、美しい日本海、そして荒々しい波が寄せては返す様子が目前に見えるところです。
日曜日、朝から妻と二人で石狩温泉にいきました。「番屋の湯」には、休憩室が1階と2階にもあって、それぞれ200人は休めます。また、浴場にはサウナや露天風呂などがあり、地上2階地下1階建ての延べ面積は、およそ3300平方メートルといいますから、かなり大きな建物です。



泉質はナトリウム塩化物強塩泉で毎分沸き出し量は193リッター、適応性は、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性などです。どうりで老人が多いわけですね。
ところで、その老人の話なんですが、脱衣室で全てのロッカーを開けて見ている老人がいるのです。その理由は「番屋の湯」の脱衣室には篭がなく、衣服は百円ロッカーに入れることになっています。


但し、カギをかけても、入れた百円は後から戻ります。当然ですが、百円を忘れるとカギはかかりません。カギをかけないで浴場に入る客も居るわけです。

ところが、歳を取ると衣服を入れたロッカーの場所を忘れる事が多いようで、ある老人は、全てのロッカーのトビラを開けて自分の衣服を探しているのです。

当然、カギが開いているからといって他人のロッカーを開けることは窃盗行為だと思います。今回は、このような老人が2人もおりました。

困ったもので、歳は取りたくないですね。

おわり



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