レーザーディスクのスノーノイズ


一般にスノーノイズというのは、テレビの地上波放送や衛星放送で電波が弱い場合、画 像がざらざらとなった状態の事を言います。
まるっきり同じではありませんが、レーザーディスク(LD)でも画面全体がザラザラにな るノイズをスノーノイズと呼んでいます。

私の場合は、70ミリ映画「ベンハー」にこのノイズが起こりました。購入してから2年くら い経過していましたが、割合簡単に交換してもらえました。
何故「割合」かというのはLDC社(現パイオニアLDC社)の電話受付の女性が「購入して すぐであれば交換しますがそれ以外は交換しません」と応対したのです。私はLDの経 年変化の説明を行なうのに一苦労した記憶があります。



LDの「メダカノイズ」についても同様な経験があります。東映動画「1000年女王」の後 半からエンドタイトルにかけてこのノイズが発生しました。これについては購入してすぐで あったためか交換に応じてくれました。映画「孔雀王」も画面がザラザラになる「スノーノ イズ」にやられました。
この場合も販売店や発売元であるポニーキャニオン社に経年変化についての説明をす るのに苦労しました。プレス元は、日立でした。日立からは検査報告書なるものを受け 取ったのですが、LDの経年変化についての説明は何も記載されていませんでした。

私はLDを交換してくれたので問題にしませんでしたが。ポニーキャニオン社発売の映 画「少林寺への道」もスノーノイズにやられましたが、これは当該作品が廃盤となってい たため別のタイトルに交換してくれました。
いずれにしましても、LDの経年変化の説明に苦労するのは確かなようです。泣き寝入 りするのはメーカーの技術発展のためのマイナス材料にしかならないと思います。もし 交換に応じなければ、消費者センターなどに苦情を持ち込むのも一つの手段です。
現在ではLDは既に製造中止になっていると思いますので、運が良ければ同タイトルの DVDと交換して貰えるかも知れませんね。

おわり



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