魂の数と意識と転生


魂の数があるとしたら、かなりの数であると思います。人間一人についても身体には多 数の細菌が生息しているので魂は無数にあると思います。しかし地球から見れば、人間 自体が細菌のようなものです。

人間の意識はどこから来るのかと聞かれますと、大抵の人は脳からくると答えると思い ます。たとえ、目で見えなくても脳で見ることができるのです。
例えば夢です。しかし人間が死んだ場合は脳も死にますから当然意識がなくなります。 まして火葬され骨や灰になってしまいますと、脳の存在そのものがこの地上から消えて しまいます。

宗教は死後の世界を説きますが、死後の世界というものは、元素化した霊魂の世界の みであると思います。そこには宗教で言う極楽浄土などはありません。
霊魂は地上で浮遊しながら新しい生命体の誕生を待ちつづけ、転生の機会を伺ってい ると思うのです。それは、数年か、数十年か、あるいは数百年、数千年後かも知れませ ん。

しかし、たとえ転生するために数千年かかったとしても、霊魂には意識がないので時間 の進行はまったく感じないのです。たとえば、私の前世は弥生時代だったかも知れない ということです。

おわり



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