イワシの頭も信心から


わが国の宗教人口は、3億人ともいわれていますが、実際、どの程度の人が宗教団体 に加入しているのでしょう。総人口よりも多いということは、一人が掛け持ちで加入して いることになります。
私はどこの宗教団体にも入っておりませんが、先祖代々禅宗(曹洞宗)で葬式を出して おります。私は、結婚式は神前ですが結婚披露宴は洋式であげております。しかし、親 の葬式は禅宗(曹洞宗)で出しました。私自身の葬式もおそらく禅宗(曹洞宗)でしょう。

国民が神道のお世話になるのは、結婚式や住宅などの起工式や竣工式、七五三のお 祝い、合格願い、選挙の当選願いでしょうか。あとは、初詣やお祭りです。これらは冠婚 葬祭という行事であり、ぜんぶが国家神道の信徒というわけではないと思います。


宗教団体がお金や檀家を集めるのは自然な行為であって、それをしなければ宗派を維 持できません。托鉢は修行の一環としてお釈迦様の時代からおこなっていたようです。 しかし、統一協会やオウムのように人の弱みにつけ込みながらお布施を集めるやり方 は、批判されて当然です。

ところで統一協会は現在、「産学協同フォーラム」などと公的な組織と紛らわしいな組織 を作って、産官学界に進出を図っているようです。いずれにしましても、宗教は様々な団 体に形を変えて迫ってきますので、弱みにつけ込まれないように注意すべきと思いま す。

おわり



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