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低能が国民に嘘をつく自由として 「報道の自由を定義」
マスコミは今や政治的な反対勢力と化した
2017年1月27日 Paul Craig Roberts


スティーブン・バノンは100%正しい −メディアは今や政治的な反対勢力で
ある。ポール・クレイグ・ロバーツ


 スティーブン・バノンは、アメリカのメディア、実際には、西洋の印刷物と
テレビのメディア全体は、支配的エリートの宣伝用のものに過ぎないとしてい
る。
presstitutes(プレスティテュー[※売文婦])売文婦マスコミには品位も道徳
的良心も真実の尊重も皆無。 https://www.rt.com/usa/375271-bannon-tr
ump-media-cnn/

 低能が国民に嘘をつく自由として「報道の自由を定義」するためのコメント
をお読み願いたい。
※ デービッド・アイクなどは「プロスティテュート(Prostitute)」=「売春婦」
ならぬ、「 プレスティテュート(Presstitute)」という名前を付けたのである。
日本語では「売文婦」と でもいうべきだろうか。

 アフリカ、アフガニスタン、イラク、リビア、パキスタン、イエメン、シリア、
ソマリア、パレスチナ、ロシアの9カ国で何百万人もの人々に対し、クリントン、
ブッシュ、オバマ政権による凶悪な戦争犯罪を正当化しているのは、卑劣な西側
マスコミ以外にあるだろうか?

 西洋の卑劣なメディアのほかに誰が、「テロとの戦い」という名のもとに、
欧米世界に作られた警察国家を正当化しているのは、卑劣な西側マスコミ以外
にあるだろうか?
 クリントン大統領、ブッシュ大統領、オバマ政権などの戦争犯罪者とともに、
西洋のメディアは人類に対する膨大な犯罪に共謀したかどで裁判されるべきな
のだ。
西側とロシア側との間に、高レベルの緊張を維持しようとする西側メディアの
取り組みは、地球上の生命に対する直接の脅威だ。 ゴルバチョフの警告は正し
い。
 もしトランプが経済制裁を解除すれば、トランプがロシアのエージェントで
ある証明だと売文婦マスコミはのたまうだろう。
 民主党とリベラル、進歩派が反戦運動を動員して、トランプの反戦政策に反
対していることは矛盾である!
 婉曲的に「偽のニュース」と呼ばれるその嘘を認め、謝罪することを拒否す
ることによって、西洋のメディアは他の様々な形でも人類に害を与えている。

 例えば、大量虐殺と慈悲の関係のように、ほとんど公正とは無関係なアメリ
カ“司法”制度において、無罪の被告(『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪
と闘う』に書かれたウォルター・マクミリアンのような)を有罪にするために、
偽証をそそのかすことを、意識的に嘘をつくことによって、マスコミは合法化
した。
 マスコミが世界の出来事について嘘をつくことができるならば、警察と検察
官は犯罪について嘘をつくことができるのだ。

 トランプに対する政治的反対勢力の役割を果たすことによって、メディアは、
環境や警察が用い抑圧的手法を許容するなど、トランプが批判されるべき話題
に対する真面目な批判者としての信用を失ってしまった。売文婦マスコミは、
報道と批判でトランプの業績を向上されるあらゆる機会を失ったのだ。

 トランプは、環境、警察、テロとの戦いを緩和する必要がある。「イスラム
教徒の脅威」は、ネオコン保守派や軍事安全保障団体が、売文婦マスコミとい
う共犯を得て、覇権という狙いと、CIAやペンタゴン、軍事産業の予算と権限
に役立つよう作り上げたでっちあげであることをトランプは理解する必要があ
る。
 もし米国が、イスラム教徒への爆撃や大量殺りくや、シリア、イラクやリビ
アなどのいいなりにならないイスラム教徒の政府を打倒するため、反政府勢力
を訓練し、装備を与えるのをやめれば「イスラム教徒の脅威」は消えるだろう。

 たぶんトランプは、米国のメディアの90%を所有する6つのメガメディア企
業をバラバラにして、そのそれぞれを別々の、支配層エリートとは無縁の自立
したオーナーに売ることを追加するかも知れない。
 それからアメリカは、政府を賛成したり、あるいは反対したりするために、
嘘をつくのではなく、政府を真実で拘束することができるメディアがアメリカ
に、再び出現する。

King World Newsで報じられている私関係の記事には、「連中の唯一の仕事は、
金持のためにウソをつくことだ」という、過去のジャーナリストからいくつか
の旨い言葉を持っている。

(和訳)石川栄一
『著者』ポールクレイグロバーツ博士
『著者』ポールクレイグロバーツ博士:元経済政策担当の財務次官補。ウォー
ルストリート・ジャーナルの経済政策と元共同編集者。
 彼は、ビジネス・ウィーク、スクリップスハワード通信社、およびクリエー
ターズ・シンジケートののためのコラムニストであった。彼は多くの大学から
任命された。彼のインターネットコラムは世界中の支持者を引き付けた。
記事原文
 
 最終更新 2023/12/20
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元北海道大学大学院工学研究科・工学部 文部科学技官 石川 栄一
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